理想的な呼吸を理解する3つのポイント

大阪府河内長野市にある

予防医学に特化した整体サロン&ピラティススタジオ

 

リハティスプラス代表 心と身体の温活セラピスト 乾亮介です

 

医学的な難しい話も、できる限り、多くの方に解り易く伝えたいと

思っています。

 

 

今回は「呼吸」についてのお話しシリーズ3。

「理想的な呼吸を理解する3つのポイント」を紹介したいと思います。

 

 

前回の呼吸筋の活動について記事で、

努力呼吸の方が沢山の筋肉が活動するということと、

頸部周囲にある胸鎖乳突筋、肩甲挙筋、斜角筋、

僧帽筋といった筋肉が活動しているということを紹介しました。

 

 

え?努力呼吸って何のこと?という方はコチラから復習できます。

前回の記事はコチラ

 

 

さて、努力呼吸ということが少し理解できたところで、

この努力呼吸はできる限り減らした方が良いということは

理解できますでしょうか?

 

 

当然ながら、日々の生活において努力呼吸が必要な時には

的確にできる方がいいのですが、常に努力呼吸ばかりしていると

頸部周囲にある胸鎖乳突筋、肩甲挙筋、斜角筋、僧帽筋

といった筋肉が緊張して、いわゆる、頸や肩の凝りの原因

になってしまうことは想像できますか?

 

 

頸部の呼吸補助筋

 

 

できれば、これらの筋肉は常にリラックスして、

必要な時だけ必要な分、収縮してくれた方がいいですよね?

 

つまりできる限りこの頸部や肩周囲の呼吸補助筋が過剰な

努力をしないためには、本来の呼吸筋がしっかりと活動する、

理想的な呼吸をする必要があります。

 

そしてその理想的な呼吸について、

今回は解剖学や運動学的に解説したいと思います。

 

 

 

解剖学的に理想的で効率の良い呼吸とは?

 

胸郭の動き

 

 

 

まず、理想的な呼吸を解り易く言うと、

 

1.深くて、ゆったりとした呼吸

2.肋骨が十分に動いている呼吸

3.お腹だけが前方に膨れるのではなく、

  前後・左右に広がる呼吸

 

簡単に言うと、まずこの3つのポイントが

あると思います。

 

では何故この3つなのか?

その理由を1つずつ解説したいと思います。

 

 

1.呼吸の深さについて

よく、呼吸が深い、浅いという話をしますが、

私たちの呼吸は24時間、休むことなくしているので

普段意識することがありません。

 

ただ、無意識的に呼吸は私たちの活動に

密接に繋がっており、日々の日常生活の些細なことで、

呼吸は深くなったり浅くなったりと変化しています。

 

そしてこの、「浅い呼吸」や「深い呼吸」というのは単純に

呼吸の「早い」、「遅い」という意味だけでは少し理解が

不十分なので、次のポイントを押さえて欲しいと思います。

 

 

例えば、呼吸が浅くなるということはどういうことかというと、

1回の呼吸で交換できる酸素の量が少なく、効率が悪い

ということが言えます。

 

上の図を見てもらえれば分かるかと思いますが、

肺は上部の方が小さく下に行くほど広がっているのが

わかるかと思います。

 

実はこれは肺の下側に空気を沢山取り込む方が、

1度に沢山の酸素を取り込むことができるということを意味し、

効率がよくなるということなんですね。

 

 

では、どうすれば肺の下側に空気を取り込み、深い呼吸ができるのか?

 

実はその方法を端的に示したのが、「理想的な呼吸」の

残りの2つの理由です。

 

 

2.肋骨が十分に動く呼吸とは?

呼吸療法スライド用

 

 

 

前回の「呼吸筋の活動」の記事でも書いたのですが、

呼吸の主な筋肉で重要なのが上の図に示している、

「横隔膜」と「外肋間筋」、「内肋間筋」ですね。

 

そこでよく図をみて欲しいのですがいずれの筋肉も

肋骨についているのが分かりますよね?

 

つまり単純に考えると、呼吸筋がしっかり働いている

というのは肋骨がよく動く呼吸が正解なんですね。

 

よく、「深い呼吸=腹式呼吸」と思って、お腹を一生懸命

膨らませている方がおられますが、その場合、しっかり肋骨が

動いていれば正解なのですが、お腹だけがペコペコ動いても

それは必ずしも深い呼吸をしていない可能性があるので注意

が必要です。

 

じゃあ肋骨って具体的にはどうやって動いるの?

というのが理想的な呼吸の最後の3つ目ですね。

 

 

3.お腹だけが前方に膨れるのではなく、前後・左右に広がる呼吸

 

肋骨の動き

 

この図は肋骨の動きを横や上から、また正面から見て、その動きを解説したものです。

 

ご覧の通り、解り易く言うと私たちの胸郭は呼吸によって、

上下・前後・左右と3次元に動いています。

 

つまり3Dなんですね。

 

そして、大切なのが、この図の一番右図の左右(特に下部胸郭)

と書いている図です。

 

私たちの胸郭は下部の方にある程、左右に大きく動いている

ということを示した図です。

 

何故そうなのかというと、今まで解説してきたように呼吸運動の

主役である横隔膜が、肋骨の下側にドーム上についているからです。

 

そして、肋骨の関節の動きの特性上、下部胸郭が横に広がることで、

この横隔膜が下部へ下がり、注射器でいうピストンを引くことにより、

最も効率的に空気を肺に取り込むことができるというわけなんです。

 

 

空気を取り込む

 

 

 

まとめ

ここまで、理想的な呼吸について解説してきましたが、

一度まとめてみましょう!

 

 

理想的な呼吸を理解するための3つのポイント

 

1.深くて、ゆったりとした呼吸

 呼吸の深さは、ただ、ゆったりするという速さだけの問題ではなく、

 より肺下部に空気を取り込むことが重要

 

 

2.肋骨が十分に動いている呼吸

 呼吸の中でも主役である横隔膜や肋間筋は肋骨についているので、

 お腹だけが前後するようないわゆる見た目だけでの腹式呼吸は

 間違いであり、 肋骨全体が動いている呼吸が理想的!

 

 

3.お腹だけが前方に膨れるのではなく、前後・左右に広がる呼吸

 

 特に胸郭の下部では胸郭が左右に広がるのがもっとも効率よく

 下部胸郭に空気を取り込むことができる。

 

 

以上の3つでした。少し難しかったかもしれませんが

理解できましたでしょうか?

 

 

この理想的な呼吸をすることで、呼吸補助筋の不要な緊張を

軽減することができれば、どうなるでしょうか?

 

 

ひょっとしたら、この記事読まれているあなたは既にお分かりかも

しれませんね。次回は、理想的な呼吸をすることのメリットについて

紹介したいと思います。

 

 

それでは本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

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