表現力を磨こう

どうもリョウです。

本日もブログにお越し頂きありがとうございます。

今日は講読している新聞の記事に、

作家の曽野綾子さんの「小さな親切、大きなお世話」

という連載コラムがあるのですが、その記事を読んで、

表現力について自分なりに考えさせられたことがあったので、

記事の内容を紹介しながら表現力について書いてみたいと

思います。

 

 

若干長めの記事かつ、少し固めの文章なので、時間のある時に、

読んで頂ければと思います。

(また、今日の話はいつもの心の燃料チャージ的なものでもないです。

すいません・・・・)

 

今回の記事は「貧しい表現力が招く不幸」ということで、

最近話題のニュースから表現力について

曽野さんの考えが述べられていました。

 

広島県府中町の中学3年生の男子生徒が

自分がやってもいない万引きが記録に残っていたために、

志望校への推薦を拒否され、

それが理由で自殺したニュースは多くの方がご存知かと思います。

 

勿論、学校の対応について色々とマスコミでも言われているので

ここではあえて割愛し、曽野さんの切り口について紹介したいと思います。

 

曽野さんとしては、

生徒は何故、してもいない万引きを疑われたことをまず親に伝え、

学校に問いただし、記録を正そうとしなかったのか?

ということについて、言語による意思伝達力の欠如を感じたそうです。

 

そして、今回の件について学校から質問された時に生徒は何故、

「そんなことはありません」と正面から否定しなかったのか?

ということについて疑問を感じ得なかったようです。

 

一方で、「保育園に落ちた日本死ね」のブログ記事で子供を保育園に

入園させることができずに、

政権批判したブログ記事の30代女性の表現についても紹介され、

今回の中学生の表現の乏しさと、大げさな表現をする母親とを対比させ、

日本人の日本語能力の衰えを曽野さんは感じたというようなことが

記事で書かれていました。

 

そして、

表現力はもっとも平和的な武器である。

外交でも論戦を闘わす方が、

空爆で相手を吹っ飛ばすよりも穏やかであり、

成人には自分の思いの丈を

長い文章で表す力を身につけるべきである

と、締めくくっていました。

 

ここまでが私が読んだ新聞記事の紹介なんですが、

表現力について自分なりに感じたこと、

考えさせられたことを今日は

書いてみたいと思います。

 

まず、記事で出てきた中学生や、

30代女性が何故そのような行動をとったのかは分からないですが、

きっとそれぞれの立場や、言い分、どうしてもそうするしかなかったのかな?

と私は考えてしまいます。

 

勿論、曽野さんのいうように、表現力の欠如があるのかとは思うのですが、

果たして、自分自身を振り返った時に、日常の色々な事に対して、

全て完璧に表現できているかというと

「なかなかできていない」と思ったのがまず正直な意見なんですね。

 

これはどういうことかというと、

きっと多くの方が経験されたことがあることかと思いますが、

「どうせ、アイツには言っても無駄だ」とか

「もう、言う気にもならない」、

「話しても分かってくれない」、

なんてことが社会人には往々にしてあると思うんです。

 

そして、何をかくそう私も最近そういったことを経験したんですね・・・・

 

普段なら、少々のことであればすぐに同僚なんかに聞いてもらったりするんですが、

さすがにちょっと複雑な内容で、誰に言うか、何をどこまで言うべきか、いや、

言わない方がいいのかもしれない・・・という感じで「モヤモヤ」して、

どう表現していいか分からず、結局自分の中に押し込めてしまったんですね。

 

で、実は最近、ず~っとモヤモヤしてたんです(笑)。

 

でも、今日、曽野さんの記事を読んだときに、

「あ、そうか!自分は表現力がないんだ」と素直に思えたんです。

 

そして、上手く表現できなくても、結局何らかの形で自分が思ったことや

感じたことは表面化するんだなと思ったんです。

ただ、その表面化は新聞の記事で紹介してあったように、

必ずしもいい形で表面化するだけではないことも、

知っておく必要があるなと思ったんですね。

 

実際、私自身もず~っとモヤモヤしてた時は、

やはりいつもの心境ではないので、何かこう、自分の言動なりが

チグハグな感じがして違和感を覚えていたので、ず~っとモヤモヤしてたら

自分にも良くないし、きっと周りにも良くないなと思ったんですね。

 

これは心理学的にどういうことなのか私には、

よく分からないんですが、一つ思えたことは、

「表現力」って大切だなということを改めて思いました。

 

そして、曽野さんの言われているように

 

表現力を磨くことで、色々なことも、平和的に解決できるかもしれない。

 

そして大人は自分の思いの丈を長い文章で表したり、

会話をする力を身につけるべきである。

 

ということを改めて感じたのでした。

 

私自身、ブログを書くようになって、自分の思いを表現する練習をしていても、

やっぱり、実際の日常の場面では上手く表現できないことが多々あります。

でも、そんな時に、ブログで文章を書いていると、

「あ~、あの時はこう考えるべきだったな~」とか

「やっぱり、アイツにはこう言うべきだった」など、色々気付くことがあるんですね。

 

勿論、これは文章を書いているだけでなく、

誰かと会話していても、経験したりしませんか?

 

自分が話した内容を自分で聞いて、自分の考えがまとまったり、

次の展開が新しく開けたりすることがあると思うんですが、

これもやはり表現しているからこそ、その考えている事柄を

客観的にみれるようになるからなんだと思うんですね。

 

そういう意味でも、まだまだ自分は表現を磨かないといけないなと、

今日は曽野さんの記事を読んで思った次第です。

 

今日の話は「心の燃料チャージ」的な話ではなかったかもしれないんですが、

自分なりに、自分の考えをまとめる意味でもあえてブログ記事にさせて頂きました。

最後まで読んで下さった方がおられたら嬉しいです。

 

どうも最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

感謝してます。

 

 

リョウ

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