おはようございます！
 
心と身体の温活セラピスト&ピラティスインストラクターの乾亮介です。
 
 
 
先日ある方とランチしている時にこんな風に言われました。
 「乾先生は何故、そんなに誰かのために頑張れるんですか？」って何気に言われて、、、、
 
 
 
一瞬、言葉が出なかったんですけど、それはやっぱり相手の喜ぶ顔を見るのが嬉しいから！
 
そしてセラピストとして、人の役に立つのが使命と思っているから！！
 
 
 
 
と、お食事の場で伝えたんですけど、今朝起きたら、大切なことを思い出したんです。
 
 
実は、丁度今、受講中のPR塾の主催者さんである笹木郁乃さん（http://ikuno-pr.jp/services/）が、
 
 
「何のために生きるのか」
 
 
というタイトルで記事をFacebookに挙げておられて、朝一に何気にその記事を目にしたんですけど、思わず、食い入るように読んで、その答えがあったんですね。
 
 
郁乃さんはホームページでみると分かりますが、とても華があって、見るからに凄い方なんですけど、その記事の中で、幼少期からの色々な出来事を綴っておられ、いくつもの苦難を乗り越えておられるんですね。
 
 
でも、その辛い経験があったからこそ今がある・・・・的な事を書いておられて、もうメチャ共感したんです。
 
 
 
それと同時に、僕自身も幼い頃の記憶がよみがえりました。
 
 
僕は小学生の頃から大のサッカー少年。
 
いつも日が暮れるまでﾎﾞｰﾙを蹴って、小・中・高校もずっとサッカー漬けでした。
 
 
でも、小学生、中学生、高校生、のそれぞれの時代で僕は骨折をして入院を経験します。
 
 
特に高校生の時は人生初の手術でその時に本格的なリハビリを経験します。
 
 
リハビリの先生は優しくも厳しく、時に僕の心によりそい、身体だけでなく、心も支えてくれたことを今のように覚えています。
 
 
ただ、次の大会に出場したいというだけの真っ直ぐな僕の心をなだめ、そして、身体のことをおもって、色々なアドバイスをくれました。
 
 
結局試合には出られなかったんですけど、実はその経験がなければ今、僕は理学療法士として存在していなかったと思います。
 
 
高校3年生になり、みんな4年生の大学に行く時代。
 
 
親もなんとなくそんなことをおもっていたと思います。
 
 
そして友人たちも次々と大学に進学が決まる中、僕は「理学療法士になる！！」とだけ決めて、ありとあらゆる学校を受験。
 
 
今でこそ、学校も多くなく、結局、国公立の理学療法学科は全て落ちました。
 
 
我が家にお金がないのは分かっていたので、僕は自宅浪人を決意。
 
 
自分を自制するためにも新聞配達のアルバイトをすることを決意して、毎日図書館で勉強しました。
 
 
当時はそスマホやfacebookもない時代でしたが、それが良かったと今では思います。
 
 
ときおり、連絡をくれる友人が大学のサークルの話、華やかなバイトの話をしてくれて、、、心揺らいだりすることも多々あり、、、、
 
 
毎朝3時に起きて朝刊を配るプレッシャーから夜眠れないことなども多々ありました。
 
 
 
でも、新聞配達に休みは殆どありません。
 
 
もちろん、土日もあるので旅行もいけません。
 
 
雨の日も、雪の日も、台風の日も、ただ黙々と、淡々と配り続ける。
 
 
朝から5階まである団地を何回も昇り降りして、心も身体も鍛えられました。
 
 
そうして、1年が経ち、合格したのは私立の専門学校だけでしたが、親が色々とお金を工面してくれて行かせてもらいました。
 
 
親戚からは色々と言われました。
 
 
結局浪人しても私立の専門学校・・・・・当時はそんな時代だったんですね。
 
 
でも、僕はそれでもとにかく理学療法士として国家資格をとって、後はそこから勉強すればいいと思っていました！！
 
 
先に4年生大学に進学している友人からも下に見られつつも、毎日専門分野の勉強と、バイトに明け暮れました。
 
 
3年生の当時の実習は本当に厳しくて、とにかく「見て盗め！」という実習。
 
 
そう簡単に色々と教えてくれません。
 
 
毎日のように見学ノートを提出しては、真っ赤にかえってくるレポートをみては、自信を失う日々。
 
 
実習を全て終わるころには、僕は理学療法士になる自信を完全に失っていました。。。。
 
 
それと同時に、自分自身も信じられないくらいに、自信喪失になっていました。
 
 
それでも、お金がない中、両親が必死で働いて、入学させてくれたんだから、国家資格だけは取ろうと奮起し、試験も合格して就職が決まりました。
 
 
そして病院での理学療法士としての勤務も本当に厳しくて、いつも先輩に怒られっぱなし。
 
 
理不尽な扱いも沢山受けましたが、唯一の癒しは患者さん。
 
 
何より、一生懸命リハビリしたら患者さんが良くなって、「先生ありがとう」と言ってくれる。
 
 
本当にただ、ただ、それが原動力で、必死に勉強しました。
 
 
そしていつも僕のことをいじめる上司に負けたくない一心で、10年以上も上の先輩を必ず追い越そうと近い、勉強を続けました。
 
 
それでも、それだけでは、自分の心が保てず、しんどい時期も沢山あり、何度も自分を見失いかけました。
 
 
そんな時に僕の心を持ち直してくれたのが、「斎藤一人さん」でした。
 
 
 
とにかく、本やお話しのCDを聞くと、全く考え方が違うことに衝撃。
 
 
でも、なぜかそのお話しを聞くと心が癒されて、やる気が湧いてくる。
 
 
まさに心のリハビリを受けているようで、本当に救われて、やっぱり心のリハビリも大切だと再認識させてもらう体験をしました。
 
 
そこからは斎藤一人さんをはじめ色々な本を読むようになり、また落ち込んでいる患者さんにも斎藤一人さんのお話しをするととても喜んでもらえるようになったんですね。
 
 
そして、実は、今、サロンで施術や、ピラティスという身体へのサービスも提供していますが、このメルマガはまさにそんな心に寄り添えたらという思いで書いているんですね。
 
 
身体だけでなく心も支えたい！！
 
 
 
さて、メチャ長くなりましたが、、、
 
 
実は、よく思い返せば、今の自分の原動力、「何のために生きるか？」と考えた時に、この自分の辛かった経験は大きな意味を持っていて、、、、
 
 
とにかく困っている人の力になりたい・・・・
 
 
本当にただそれだけなんです。　めちゃ、シンプル。
 
 
細かいことはもちろん、色々ありますけど、、、、原点はこんな感じ。
 
 
今でこそ、色々なセミナーを企画するようになって、「乾さん何をしているの？」と思われている方もいらっしゃるかもなんですが、、、、
 
 
突きつめるとそこに行きつきました。
 
 
そして今はさらに、身体も、心も、そして、経済や環境も！！
 
 
そんな風に広がっているというだけなんですね。
 
 
 
もちろん、僕一人に限界があるのも分かってきたんですけど、同時にそれを異業種のプロと組んですればいいということも分かってきて、、、、お互いが得意なことを出し合って、社会に貢献していく！！
 
 
そんな風に意識も変わってくると同時に、僕の行動が多様化してきているんだと思います。
 
 
 
でも、原点はこんな感じです。
 
 
 
長くなりましたが思わず、走馬灯のように蘇ってきた記憶をもとに書かせて頂きました。
 
 
 
ということで、こんな僕ですが、これからもこの想いを忘れずに頑張りたいと思います。
 
 
今日は長文で失礼しました。

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