大阪府河内長野市にある
予防医学に特化した整体サロン&ピラティススタジオ
リハティスプラス代表 心と身体の温活セラピスト 乾亮介です。
医学的な難しい話も、できる限り、多くの方に解り易く伝えたいと
思っています。
さて、今日は基礎代謝と体温についてお話しをしたいと思います。
体質改善においてこれはともて「水」と同じくらい大切で、
私たちの健康にとって、重要な要素の一つでもあります!
是非「水」に関する話とセットで読んで頂くと、
「基礎代謝」と「体温」の理解がより深まると思いますので
こちらも合わせて読んでみてください。
「健康と水の話 https://namimail.net/archives/550」
温活する一番の理由は?
最近は「温活」という言葉がよく言われるようになりましたが、
何故、体温が高いといいのでしょうか?
その一番の理由は・・・
「基礎代謝」が良くなるからなんですね!
※「代謝とは?」
体の中に取り入れたエネルギーや栄養素を消費すること
体内の内臓機能を動かすために自然と消費される「基礎代謝」と
体を動かすことで消費する「生活活動代謝」の二つに分けられる
体温が上がると、血液の流れが良くなります。
そして血液の流れが良くなることで、体中の細胞に酸素や
栄養素を送り、老廃物を排出することができるようになります。
つまり、細胞の活動(化学反応)が活発に行われます!!
それにより、体中の細胞がイキイキとしてくるんですね。
その他にも、血液中の病原菌を退治する白血球の流れも良くなるので、
血液の流れが良くなることで、白血球が全身に行き渡るので、
免疫系もアップするんですね。
因みに私たちの適正体温は 36.5~37.1℃
と言われていますが、
体温が1℃下がるたびに、
代謝は13%
免疫は38% downする
と言われています。
逆に、腸内の温度が40℃に近いほど、
⇒免疫細胞や善玉菌が活性し、酵素も増える
と言われています。
基礎代謝や免疫力アップのためにも
体温は36.5℃以上に保ちたいものです!
また、体温を上げ、基礎代謝を良くすることは健康だけではなく、
美容にも良いということが注目されています。
例えば・・・
・基礎代謝アップによる、ダイエット効果
・新陳代謝アップによる肌荒れの改善効果
などがよく言われているところです。
低体温になる原因は? 現代日本人は何故、冷えが多い?
約50年前の日本人の平均体温は36.8℃程度であったと言われています。
因みにがん細胞が一番増殖する温度が35℃と言われていて、39.3℃で
死滅することが分かっています。しかし、現代日本人は
36度台前半が一般的で35度台の人も増えています。
その原因は何故なのでしょうか?
前回の記事でも書いたとおり、今日本では年々、
がん患者が増加していすが、関係しているように思えてなりません。
(がん患者増加に関する記事はコチラから 「これが現代医療の実力?」)
先進医療国である日本の医療は確かに、進歩をしています。
それでも何故、がん患者は増え続けているのでしょうか?
でも、ここまで読まれたあなたは、この体温が少なからず
関係していると思いませんか?
50年前の日本の医療と現代医療は確かに現代の方が
確かに発展し、進歩しています。
では他に変わったものは何でしょうか?
それは・・・・
「生活習慣」です。
細かくかくとキリがないのですが、ザックリと書くと・・・
1.運動不足
2.冷たい物の摂取や砂糖の取りすぎ
3.痛み止めや風邪クスリの服用
などが挙げられます。
これらの理由についてはあまり難しく考えすぎずに、
30歳以上の方は幼少期の生活と比べるとすぐに
わかるのではないでしょうか?
(多少、地域性はあるとは思いますが・・・・)
現代人は慢性の運動不足
僕が生まれたのは昭和53年。郊外の住宅地に家族と5人暮らしでしたが、
車は一家に一台が当たり前というか、2台もあるところなんて稀でした。
でも、今や私の周りでは車2台のお家が沢山あります。
雨の日は子供の学校の送り迎えを車でする家庭もある程です。
(勿論、防犯という意味でも必要なんで一概に悪いとはいえませんが・・・)
また、嫁の故郷の田舎に至っては、18歳を越えたら、
一人に一台、車かバイクは当たり前。
昔のように歩いたり、自転車に乗ったりしないようです。
(これが地域性の違い。逆に都心に住む方が、
電車を乗るので、よく歩くというデータもありますので・・・)
少し、極端な例かもしれませんが、つまりは交通網や乗り物の
発達により、現代人は慢性の運動不足であると言われています。
もちろん50年前に比べてフィットネスクラブなんかは増え、
地方のマラソンブームで、健康意識の高い人は運動している方も
おられますので、一概には言えません。
ただ、意識が高くてもやはり仕事や家事に追われて忙しくて、
結局運動できない人も多く存在し、運動している人と、
しない人の格差が生じているのが現代です。
どこでも手に入る「清涼飲料水とスイーツ」
次に、冷たい物や砂糖の取りすぎについては、
まず、私の幼少期と比べてコンビニの数が圧倒的に違います。
今のようにいつでも、どこでもペットボトルの清涼飲料水や
コンビニスイーツは手に入りませんでした。
おやつも、サツマイモを焼いたものや、果物が多く、
現代のように多種多様なスイーツやお菓子はやっぱり
スーパーに行かないとありませんでした。
また、あっても今のように種類も沢山ありませんでした。
勿論これだけが単純な原因とは思いませんが、
まず50年前の日本と比べると大きな違いのように思います。
糖質の摂取については最近、糖質制限によるダイエットなどが
言われており、確かに糖質制限食で体温が上昇する等も
言われていますが、私がここであえて言いたいのは過剰摂取
についてです。
やはり日本人として食習慣からご飯は欠かせないという人も
おられると思いますし、生命活動には糖質は必要だと思うからです。
ただ、この糖はビタミン、ミネラルと一緒に摂取することで
エネルギーとして使われるので、バランスよく適切に取る分には
いいということですね。
上記のように添加物一杯のスイーツやお菓子の食べ過ぎが
現代人の低体温に関係している可能性はあります。
痛み止めや風邪クスリの服用
そして、痛み止めや風邪クスリの服用ですが、
子供の頃は風邪をひいたり、近くの診療所に行けば、
当然ながら薬はもらいましたが、やっぱり水分をよくとって、
とにかく、良く寝て、身体をあたため、体温をどんどん上げて、
汗びっしょりになると、熱が下がるというのをおばあちゃんが
よくしっていました。
当然ながら薬の力を借りはしましたが、水分を良くとり、
体温を上げることが治癒力を高めるというのを
当たり前のように知って、実践していてたんだと思います。
でも、現代は簡単にドラッグストアで薬が手にはいりますし、
わざわざ、体温を上げずして熱を抑え込んでしまう方が多いのでは
ないでしょうか?
本来の人間の自然治癒力を高めるための水分摂取と
体温上昇をする前に先に薬に頼ってしまうという印象です。
勿論、全ての人がそうではないと思いますが、
やはりこのような我々現代日本人の生活習慣の変化というものが
大きく関係しているように思います。
ではどうすれば体温を上げ、基礎代謝を高められる?
という疑問が次に沸いてくると思います。
当然ながらキーワードとしては、上記にも述べたように
「運動」や「食事」といった生活習慣ということは
お分かりだと思います。
そして多くの方が既にこれらのことを知って、
実践しているかもしれませんね。
ただ、大切なのはこれらを全て実践するということが大切です。
あえていうのであれば、
「健康と水の話 https://namimail.net/archives/550」
でも解説している「水を飲む」という生活習慣に加えて、「温活」、
そして「食事」、「運動」と、これらを
同時に実践しているのが理想的なんですね。
逆に言うと、どれか一つや2つは実践しているけど、あまり、、、
みたいな人がいるのであれば、きっと何かが欠けている可能性があります。
もちろん、今は健康で何も生活に困らないというのであれば、
無理に実践する必要はないと思いますが・・・・
何か身体に不調があるという方は、是非、実践できるところから
実践してみて欲しいと思います。
また、これらの具体的な実践については、今後の記事で
紹介していきたいと思いますので、楽しみにしていてください。
その他、配信しているメルマガでは私の日々の実践なんかも
書いていますので、良かったら読んでみてください。
それでは今日はこの辺で・・・・
最後までお読み頂きありがとうございました。
「心と身体をアップデートする メルマガ」
と題しまして、 心を元気にさせてくれる話やエピソード
だけに限らず、 私の専門分野である「身体」に関する
お役立ち情報を お伝えするメルマガです。
さらに・・・・!!
メルマガではFacebookやブログでは書けないようなことも
書いています(^^♪
ご興味のある方は登録してみてください。
(変な広告なんかはありませんよ!)
「心と身体をアップデートする メルマガ」 登録はコチラから