大阪府河内長野市から、心と身体の健康に関わる情報を発信している
リハティスプラス代表 心と身体の温活セラピスト 乾亮介です。
医学的な難しい話も、できる限り、多くの方に解り易く伝えたいと
思っています。
さて、今日は「現代医療の実力？」と題しまして、少し提言というか、
あなたも少し立ち止まって考えて欲しいなという記事です。
まずはこの数字は何を表しているかわかりますか？
この数字は、ある生命保険会社の広告にデカデカと書かれていた
ものなのです。
実は我々、療法士の団体の月刊誌に挟まれていたものですね。
さて、何の数字かわかりましたか？
生命保険会社というのがヒントです！
どこのデータを引っ張ってきたか分かりませんが、
「生涯でがんに罹患する確率」なんです
この数字を見て、あなたは高いと思いましたか？
それとも低いと思いますか？
因みに少し古いデータですが、
厚労省のＨ17年の調査ではこんな感じです。
多かれ、少なかれ、がん患者はどんどん、右肩上がりな感じです。
また、国立がん研究センターから引っ張ってきたのはこのデータ。
2015年のがん罹患数、死亡数予測公開
2015年のがん罹患数、死亡数予測
罹患数98万例、死亡数37万人
2014年予測から罹患約10万例、死亡約4千人増加
多いか、少ないかどちらに思うかは個人の判断としてひとまず、
僕は「これが現代医療の実力なんだな」と思いました。
今、毎年のように医療費があがり、財政を圧迫していることは
新聞やメディアでも言われており、多くの方がご存知かと思います。
今や日本は世界に誇る国民皆保険制度によって医療先進国であり、
平均寿命も世界トップクラスです。
医療は日々発展・進歩を遂げていますが、
今の日本では高齢者が増加し、社会保障制度の根幹が揺らぎ
始めていることは多くの方が自覚しているのではないでしょうか？
特に医療費では高齢者の増加や薬価として、
最新のがん治療薬が高価であるなどと新聞を賑わしています。
詳細についての言及は控えるとして・・・
本当に医療は進歩しているのでしょうか？
あれ？ 何かおかしい？
と思う方も多いのではないでしょうか？
僕も日々、病院で勤務していて感じているその一人です。
僕の勤務している病院は地域のがん拠点病院ということで、
本当に沢山のガン患者さんが来られます。
また、その年齢層も若い人が増えてきている印象です。
また、リハビリの業界においても、「ガンリハ」と言われるように
ガン患者におけるリハビリテーションの重要性が叫ばれています。
勿論、とても大切なことで、私の同僚も、これに関する研究を
している者もいます。
でも・・・これは基本的にガンになることが前提の話ですね。
がん保険もそう。
今や国民の2人に1人がかかるがんになるので、保険に入りなさい。
という、キャッチコピーなんですね。冒頭の画像は・・・
でも、僕たちに他に何かできることはないのでしょうか？
そこで次に考えるのは「予防」ですよね！「予防医学！」
検索ワードをgoogleに入力してみると・・・・
「がん予防 食事」 「がん予防 食品」 「がん予防 運動」
といった気になるキーワードが出てきました。
「食事や運動」ということは・・・・糖尿病でも言われるように
「生活習慣」がキーワードにおもいませんか？
昔と今で違うライフスタイル。それは何か？
と、こんな感じで、今回は何気にみたチラシから色々と考えてしまい、
書けば書くほど、深くなってきたのでこの辺にしたいと思いますが、
ひとまず、これが現代医療の実力なんですね。
ではどうしていけばいいのか？
というところはまた、少しずつ、書いていきたいと思います。
また、僕もがん研究をしているわけでもありませんし、
一生懸命治療されている方もおられますので、
安易な事は書けないなと正直思っています。
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それでは、本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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