こんにちは!
理学療法士&ピラティスインストラクター&スポーツトレーナーの乾 亮介です。
今日は最近の気づきというかホットなお話をお伝えしていきたいと思います^^
上半身の緊張は下半身に影響する
さて、実はこのタイトルにあるように「上半身の緊張は下半身に影響する」ということは
ここ最近ずっと感じていたことで、ピラティスやスポーツトレーナーの勉強を通じてもかなり確信の部分に近づいて、
それに対するアプローチも色々なバリエーションを発展させてきていました。
それが、最近は出会うお客様からも「やはりそうか!!」という感じで、確信から腑に落ちる感覚になりつつあります。
リハティスプラスには様々な年齢の方がお越しになられますが、少し年配で足腰が弱ってきた、、、、
という方も少なからずおられます。
そんな方たちに共通するのが実は「上半身の緊張」なんですね!
また、実は足腰が弱くなくても「上半身の緊張」のある方がおられますので、100%そうだとは言い切れない部分もありますが、
かなりの確率で足腰の弱い方は上半身の緊張のある方が多いです!!
そんな方に足腰が弱いからといっていきなり足腰のトレーニングをしても実はなかなか上手くいかないケースというのがあります。
例えばピラティスにおいては「呼吸」を大切にしていて、呼吸のエクササイズをウォ―ミングアップとして大切にしているのは
そういう理由があるからなんですね!
私たちの身体は全体で1つ。
腕だけ、足だけ、体幹だけで存在しているのではなく、全てユニット、一つの繋がりの中で動いています。
歩行にしても全身のすべての関節・筋肉が協調して動きます。
よく考えたら当たり前のことなのですが、ついつい私たちは調子の悪いところだけに目が向きがちです。
でも全体で一つなので、、、、やはり全身アプローチする方が身体もスッキリするし調子が良くなったりします!!
なので、リハティスプラスでは、
・肩が悪いけど、体幹や股関節の運動をしたり、、、、
・肩こり、頭痛があるけど、ふくらはぎの施術や運動をしたり、、、
・足腰が力が入らないけど、腕や背中の施術や運動をしたり、、、
と、一見、検討違いの事をすることがあります^^;
もちろん、これらは経絡的、筋膜の繋がり的に僕自身は理解しながらしているのですが、局所の医療が得意な西洋的アプローチになれている方は最初戸惑うかもしれません。
もちろん、僕自身も症状の原因、経過、などを考慮して局所からアプローチすることもありますが、、、、
もし、それだけではどうも上手くいかないな、、、、なんかスッキリしないな、、、、
という場合は、一度、身体の他の部分からアプローチすることも試してみてはと思っています!!
病院というバリバリの医療現場で西洋医学の素晴らしさを学びながら、臨床現場を沢山経験してきました。
そこで西洋医学の大切さを学ぶと同時に、医療制度も含めた西洋医学の弱点も感じ、そこからピラティスをはじめ色々な学びを通してリハティスプラスを始めた時から、このような考え方で色々とやってきました。
その理解度が最近は年々高まり、ちょうどコロナ禍において、
・フロスバンド
・スポーツトレーナー
・マシンピラティス
と、学びを深め、広げたことでさらに具体的な対処方法もふくめて精度があがってきたように感じています。
特に現代人は若い方もパソコンやスマホを長時間使うことで、知らず知らずのうちに上半身の緊張を高めてしまっています。
指の緊張が腕に伝わり、そこから肩、背中、頸、頭と緊張が繋がっている人が多くおられます。
また、背中の緊張があまりに強いと、それが原因で呼吸が浅くなったり、腹筋の力が入らなくなっている人も沢山おられます。
さらに、自分自身の上半身の緊張に気づいていない方もおられます。
なので、せっかくダイエットのために腹筋とかしているのになかなかお腹が凹んでこない、、、、
ということになってしまいます。
そういう方はまず「上半身の緊張」に対してアプローチすることからはじめたりします。
何度も言うように遠回りなのですが、実は最終的にはそれが一番近道になることもあるわけです。。。
そしてその上半身の緊張の目安としては、
・自分が心地よく深い呼吸ができているか?
・夜寝るときにリラクックスを感じて呼吸ができるか?
・深呼吸をしたときに背中にも空気が入るのを感じるか?
このあたり、一度自分自身の身体と向き合ってみて頂ければと思います!
尚、背中に空気を入れる感覚というのは難しいかもですが、リハティスプラスに来られた方にはこれができようになることを
目指していただいています^^
ということで年始がはじまったばかりで、まだまだそんなに疲労はないかもですが、深い呼吸を感じながらよりリラクックスして、良い一年にしていきましょう!!
今回のテーマは奥深いので、全ては伝えきれていないのですが、また動画にするなり何かの形で伝えていきたいと思います^^
ではではまた!!