大切にしたい多様性について

先日、とあるセミナーに参加してきたのですが、、、

 

普段勉強していることとは全く違う分野だったんですが、一つ言えることはやはり「その道のプロに聞くことが大切」ということですね。

 

 

やはりプロとなるとその分野に関する知識が幅広く、色々な情報だったりを教えてくれます。

 

 

改めて関心するとともに、僕自身もプロフェッショナルのあり方を見つめ直しました。

 

 

そこで、一つある新聞記事のことを思い出しました。

 

 

実は、前からシェアしようとタイミングを見計らっていたのですがいいタイミングなのでシェアしたいと思います(^^)/

 

 

大阪府河内長野市にある予防医学に特化した整体サロン&ピラティススタジオ

リハティスプラス代表 心と身体の温活セラピスト&ピラティスインストラクターの 乾亮介です。

 

 

大切にしたい多様性

少し前になるのですが、TOSS(教育技術法則化運動)の代表の向山洋一さんという方がいつも読んでいる新聞に寄稿していたので紹介したいと思います。

 

この向山さんは教員経験30年以上のベテランで、今の日本の教育のあり方を疑問に思いTOSSというのを主宰されているんですが、、、、

 

 

 

その、理念が非常に共感できるものだったので紹介したいと思います。

 

 

 

まず、その前に少し前置きがあるのでお付き合いくださいね(^^)/

 

 

なんでも教育業界では近年「○○スタンダード」と称して、授業の進め方を画一的にする動きが全国各地の都道府県や区市町村の教育委員会で進められているそうです。

 

 

もともとは若い先生や経験の浅い先生のために、とりあえず授業をすすめるための方法の一つとして作られたものだったそうなんですが、、、、最近は10年、20年のキャリアのある先生にまでこの「○○スタンダード」が強要されるようになってきたんだとか・・・

 

 

 

でもこのスタンダードは一見良さそうにみえて、結局は形式的な授業に終始してしまうことが多く、肝心の授業の内容や方法・技術が疎かになるそうなんですね。。。。。

 

 

 

それで、これは実は僕たちのような医療業界にも似たようなことが少しあるんですね。

 

 

 

それがいわゆるガイドラインというものなんです。

 

 

 

いわゆる、各疾患や障害ごとにどのような理学療法を展開するのがスタンダードかというものなんですね。

 

 

 

例えば、人工膝関節の手術をした患者さんの理学療法は・・・・膝関節の可動域訓練や筋力強化をして、、、、的な感じです。

 

 

 

特に新人の時はある程度このガイドラインというのは参考になるんですが、1年も経験しないうちに、ガイドラインだけでは対応できない患者さんを担当するようになります。

 

 

 

 

ここで、少し話しが脱線しそうになったのでTOSSの向山先生の話に戻しますが、、、、、

 

 

この向山先生の教育技術法則における理念というのが、僕たちのようなセラピストも大切にすべきだなと思ったんですね。

 

 

 

そしてこれはおそらく、セラピストだけでなく、資格を持っているようなプロフェッショナルな人には当てはまるんじゃないかなと思ったのでシェアしようと思ったんですね。

 

 

 

ではお待たせしました。ようやくその理念について以下に書きますね(^^)/

 

 

 

①教育技術は様々であり、できるだけ多くの方法をとりあげる(多様性の原理)

 

➁完成された教育技術は存在しない。常に検討・修正の対象とされる(連続性の原理)

 

③主張は教材・発問・指示・留意点・結果を明示した記録を根拠とする(実証性の原理)

 

④多くの技術から自分の学級に適した方法を選択するのは教師自身(主体性の原理)

 

 

どうでしょうか?

 

 

実はこの教育技術を「治療技術」に書き換えてもほぼ通じる内容だと僕は感じたんですね。

 

 

まあ、僕は今でこそ「治療」とは言わず、サロンでは「施術」や「エクササイズ」を用いてお客様のニーズに対応しているのですが、、、、

 

 

本当にその通りだなと痛感するんですね。

 

 

実際、僕が理学療法士になって3年くらいすると、学校で習ったことや、本に書いてあることで対応できる患者さんと、対応できない患者さんがいるのがよく分かるようになってきます。

 

 

なので、色々と外部の研修にいっては新しい知識や技術を習得するんですね。

 

 

おそらく16年間の間にかなりの勉強会、研修会、セミナーに行きました。

 

 

それもありとあらゆる分野です。

 

 

ただ、それは今僕の大きな財産になっていて、、、色々な引き出しがあるので、それなりのイレギュラーに対応できるんですね。

 

 

先週来られたお客様で、身体の歪みを見て、とりあえず足首の調整から始めたんですが、、、、どうも足首のストレッチをすると腰に響く・・・・ということで、他の方と同じように足首のストレッチができない方がおられました。。。。

 

 

 

ここで、ひょっとしたら新人セラピストはお手上げになるかもなんですが、、、、僕の場合はそれなら・・・・ということで、最終的には神経モビライゼーションという手技で、神経の緊張を緩めてからストレッチすると、腰への響きがなくなったりとか、、、、そういうことがやっぱりあるんですね。

 

 

 

いつも言うように「足関節」や「呼吸」に関しては多くの方が問題を抱えている場合が多く、確かにアプローチが必要なんですが、まずそれだけで解決するということってないんですね(^^;

 

 

共通項としてはあっても、人それぞれ、症状や目指すゴールは違います。

 

 

そしてライフスタイルも違えば職業、趣味も全く違う訳です。

 

 

だからこそありとあらゆる手段やアプローチが必要になるんですね。

 

 

 

今はfacebookで繋がっているセラピスト仲間からは毎日かなりの量のセミナーの案内が来て、中には「これさえ学べば・・・・」的なやつとか色々あるんですが、、、、

 

 

 

もちろん、いいセミナーだとは思うのですが、、、、

 

やはり、基本的には「魔法はない・・・」と思っていて、、、、

 

 

そう考えると向山先生の理念の方がだいぶ素直に聞けるんですね。。。

 

 

そしてまたこのように思っている方が人間って謙虚になれますよね。

 

 

 

実は僕も本当にまだまだで、、、特に体質改善については栄養学の知識がまだまだなので、年末には分子栄養学を勉強に行こうかな・・・・とか色々考えています。

 

 

また、9月からはSTOTT PILATES®のリハビリコースの後期日程が始まりますので、それにも参加してさらに現在のコンテンツのクオリティを高めようと思っています。

 

 

そして、冒頭の話にも戻るんですが、セミナーでその道のプロの方とお話しをしたということですが、やはり色々な方法や情報を提供してくれたんですね。

 

 

だからこそ僕もプロ!!と思って信頼できるんですよね!!

 

 

ということで、これからも僕もプロで在り続けるために色々と多様な勉強をしてさらに成長しようと思っていますので今後とも応援をよろしくお願いします。

 

因みに、あなたはひょっとして何かの資格をもっていて、ある分野のプロかもしれませんね。

 

もし、あなたにも向山先生の理念が当てはまるかどうか見て頂いて、、、、

 

 

そして、やっぱりそうだ!!

 

 

ということがあればまたコメントでもいいので頂ければ嬉しいです!!

 

 

ということで、今日はまたまた熱い記事になりましたが、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

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