体に溜まる有害ミネラルって?

前回までの「腎臓」シリーズで、腎臓は毒素を排出したりと色々な機能があることを解説してきました。

しかしそもそも毒素って?

 

ということで、普段はあまり気にかけていない有害ミネラルについて少し考えてみたいと思います。

 

 

 

 

大阪府河内長野市にある

予防医学に特化した整体サロン&ピラティススタジオ

 

リハティスプラス代表 心と身体の温活セラピスト 乾亮介です

 

医学的な難しい話も、できる限り、多くの方に解り易く伝えたいと思っています。

 

 

栄養の吸収まで阻害する?有害ミネラル

 

身体の中に溜まる毒素ということで、腸活の視点では悪玉菌が好むような高脂肪食や、腸内で腐敗しやすい肉類の過剰な摂取について気を付けるというお話しでしたが、腎臓を視点に排毒と考えると、この有害ミネラルについてやはり知っておきたいですね。

 

マグネシウムやカルシウムなど生命活動を維持するためには必要なことはご存知かと思いますが、一方で水銀、アルミニウム、カドミウム、といった有害なミネラルがあるのもまた事実。

 

現代においては加工食品や日用品の製造過程などで、添加物の一部に使用されており、環境汚染により有害ミネラルを含む食材が増えてきていると言われています。

 

なので、食材を選ぶ際にはこのリスクを考えて、できるだけ毒素を体にいれないような食生活を心掛けたいですね。

 

 

有害ミネラルのあれこれ

 

アルミニウム

アルミ鍋や1円硬貨でもお馴染の金属。

 

実は年齢とともに蓄積度があがると言われています。

 

主にはアルミ製品から溶け出すか、食品添加物やワクチンなどの医薬品、歯磨き粉にも含まれていて、アルツハイマー型認知症や自己免疫疾患のリスクを高めると言われています。

 

古くから食器や硬貨などに用いられ馴染がある金属ですが、座薬や点鼻薬、点眼薬などの他、歯科治療に使われるアマルガムなどに含まれています。

 

蓄積濃度が高くなると、皮膚に銀の黒っぽい色素が沈着したり、呼吸系や免疫系にも有害な影響が出ると言われています。

 

ヒ素

無味無臭でありながら毒性の高いミネラル。殺虫剤や除草剤、農薬や医薬品に含まれています。

 

また海の汚染により、ヒジキや牡蠣、車海老などにも蓄積していることがあると言われています。

 

ヒ素は、酸素の働きを阻害し、全身に悪影響を与える毒物です。

 

 

水銀

熊本県水俣市の水俣病の原因でよく知られている有害ミネラル。

 

海洋汚染によるマグロやカツオなどの大型魚に含まれていることがある他、歯科用アマルガム、ワクチン、農薬にも使用されています。

 

筋肉の麻痺やけいれん、うつ、免疫系への悪影響などが懸念されます。

 

 

ビスマス

有害ミネラルの中では毒性が比較的低いため、化粧品の原料に使われている他、ピロリ菌を除去する薬にも用いられています。

 

毒素は低いものの、長期にわたって取り入れることで、無気力や記憶障害などを招くと言われています。

 

カドミウム

イタイイタイ病の原因でも有名な有害ミネラルの一つ。

 

タバコや排気ガス、塩化ビニールなどに含まれており、食べるものでは玄米、水道水にも入っています。

 

慢性カドミウム中毒の他、肺気腫や腎不全、高血圧、自己免疫疾患などの原因になると言われています。

 

古い水道管や酒類の貯蔵容器に使われていることが多い。

一部の毛髪染料にも含まれています。

 

身体に溜まると、酸素の働きを阻害するので、全身の生命活動に影響を及ぼす他、高血圧、神経機能の

低下を引き起こすと言われています。

 

ニッケル

宝石や整形外科用・歯科用インプラント、化粧品などに含まれている他、チョコレートやピーナッツバターに添加物として使用されています。皮膚炎や鼻炎などのアレルギーを引き起こし、がんを退治する細胞を非活性にするなどの悪影響があります。

 

 

このようにみてみると、本当に色々な有害ミネラルがあり、また日常のありとあらゆるものに、含まれていることが分かりますね。

 

当然、普段の生活ではなくてはならいないものと思って使用しているものもあると思いますが、できる限り避けたいですよね。

 

僕自身もまだまだなので少しずつ勉強して、日常生活を見直してみようと思っています。

 

因みにミネラルの特性として知っておいて頂きたいことを次に書いてみました!!

 

 

元素記号の縦ラインは「同族」

元素記号の縦ラインは「同族」なので、体の中で同じ部屋を争っているミネラル。

 

つまり縦ラインのどれかが多いとどれかが少なくなってしまう。

 

この図の右側にある、Cd」、「Hg」が多いと、いくら「Zn」を摂取しても体に溜まりにくいということに!

 

 

 

このようにみてみると、いくら健康に注意していいものを取り入れようと思っても、同族の縦ラインの有害ミネラルが蓄積していると十分に取り込めていないということもあるようです。

 

知らず知らずのうちに有害ミネラルを溜めてしまっているかもですね。

 

様々なライフスタイルによって、人それぞれ、ミネラルの蓄積は異なります。

 

最近ではこの有害ミネラルを調べる分析器をクリニックで導入しているところもあるくらい。

 

僕はまだ調べてもらったことはないですが、一度、探して、調べてもらおうと思っています(^^)/

 

 

ということで、次回は、日常生活習慣の中でどのようなところから生活毒が入ってくるのかを具体例から一緒に考えてみたいと思います☆

 

どうも最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

 

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