大阪府河内長野市にある
予防医学に特化した整体サロン&ピラティススタジオ
リハティスプラス代表 心と身体の温活セラピスト 乾亮介です。
今日はクラニオ施術を受けた方でよくある好転反応について
説明したいと思います。
クラニオ施術を受けた方で
どうも日中も眠たくて仕方ない・・・・
とおっしゃる方がよくおられます。
これはクラニオ施術の好転反応のひとつなんですが、、、
もし、同じように感じている方がおられたら、
是非、知っておいて頂きたいので読んで欲しいと思います。
クラニオをすることによって、脳脊髄液の循環がよくなることで、
全身の体液循環が良くなります。
特に脳脊髄液の循環の改善により、脳の圧迫が軽減し、
脳が本来の機能を発揮できるようになることで、
自律神経のバランスも整ったりするようになります。
特に、副交感神経（休めの神経）が優位になることにより、
夜眠れなかった人が眠れるようになったり、
末梢の血管が拡張して冷えの改善だったり、
高血圧のコントロールがよくなったりと一見いい反応が見られます。
そもそも、これらの自律神経のコントロールは脳のより奥にある
視床下部という場所が様々なホルモンを出したりすることで
調節しているのですが、この視床下部の働きがより正常化される
という風に思ってもらってもいいと思います。
（すいません、少し話しが難しいですね・・・もう少し我慢して下さい）
そこで！！
実は人間が寝るというのも、メラトニンというホルモンの作用によるもの
なんですが、、、この寝ている時も脳は成長ホルモンを出すこと
によって身体を修復するんですよね。
つまり、寝る子は良く育つじゃないですけど、
深く眠ることによって、成長ホルモンが出て、
傷んだ細胞なんかを修復するので、ぐっすり眠ったら疲れって
とれますよね？
でも逆に眠りが浅かったりしたら、なんか疲れがとれなかったり
しませんか？
だから、本当は人間の自然治癒力って一つはこのぐっすり
眠ることでより発揮されるので、だからこそクラニオすることで
自然治癒力が高まるって言われるんですよね。
子供の時なんて寝たらそれで疲れを忘れていませんでしたか？
そしてここからが本番です！！
クラニオをすると、眠たくて仕方ないのは、
副交感神経が優位になったということ、
そして、脳が身体を修復しようと今まで以上に
眠らせようとしていると思って下さい！！
本当はもっと、眠った方が身体にとっていいから
より、脳が「眠れ、眠れ」と指示を出している
という風に考えてみて下さい。
だから眠たくて仕方ないんですね。
脳はもともと、本来はもっとよく眠って
身体を修復させたいんですけど、
脳脊髄液の循環なりが滞っていたことで、
「眠れ」と指令をだす脳下垂体なりが、
本来の力を発揮できなかったところに、
クラニオで、本来の機能が蘇ることで、
より、眠ることで身体を修復しようとするんですね。
これが眠くなる、好転反応です。
なんとなく分かりましたか？
そして実はあともう一つ好転反応で知っておいて
頂きたいんですが、クラニオで自然治癒力があがると、
眠くなる以外に、身体から悪い物を出そうとする働きが
強くなります。
なので、場合によってはアレルギーのある方なんかは
少しいつもの症状が強く出てしまう可能性があります。
でも、それは好転反応と言って、よくなるための反応なので
健康生活習慣を継続していればやがて減少してきます。
なので、もともと色々な薬を服用されている方は、
クラニオをしたからと言って、急激に薬を止めるという
ことはせず、身体が少しずつ変化するにつれて、
結果的に自然に薬が減ってくるというところを目指して
欲しいと思います。
医師に処方されているような薬はやはり必要な時は
使ってもいいと思います。
健康生活習慣の継続、体液循環の改善がされてくれば、
自然に症状は軽減してきます。
実は、私のクラニオを受けたある女性の方も、
頭痛以外にも立ちくらみやめまいの症状がもともとあった方が、
僕が質問するまですっかりそのことを忘れていて・・・
「あ、そういえば、立ちくらみやめまいも気になること
あんまりなかったです・・・。」
みたいな感じで、自然に症状のことを忘れているくらいに
なります。
こうして、自然に薬が減らせれば本当に理想的なんですが、
これは人によっても個人差があるので、決して焦らず、
体質改善は3ヶ月かかると思って、無理せず、続けられるペースで
取り組んで頂きたいと思っています。
ということで、今日は難しい話が長くなりすいません。
その他にもクラニオ施術を受けての身体の変化について
質問があれば遠慮なくして頂きたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
