前回からの腸内細菌とアレルギー体質シリーズ続編です(^^)/
前回は過剰な清潔習慣とアレルギーについて書かせて頂きました。
前回の記事はコチラ
さて、今日はアレルギーから子供を守る10箇条です(^_-)-☆
大阪府河内長野市にある
予防医学に特化した整体サロン&ピラティススタジオ
リハティスプラス代表 心と身体の温活セラピスト 乾亮介です。
医学的な難しい話も、できる限り、多くの方に解り易く伝えたいと
思っています。
アレルギーから子供を守る10箇条
今、子供のアレルギーが増えていると言われていますが、
できればステロイドなどの治療をするのではなく、
未然に予防したいですよね。
そのためにもアレルギーの予防には生まれた時から
多くの細菌と触れ合うこと!!
前回の記事にもあるように清潔過ぎない習慣が
大切であると言われており、その方が免疫力が
高まると言われています。
前回の記事でも登場した東京医科歯科大の藤田先生が提唱する
簡単にアレルギーから子供を守る10箇条を挙げてみたので
参考にしていただければと思います。
1.自然分娩の方が腸内細菌が多い
➡自然分娩により子宮口、肛門付近を通過することで、
母親の腸内細菌と触れ合うことで母親の腸内細菌を
取り込むと言われています。
そのため、帝王切開で生まれた赤ちゃんは
腸内細菌が少ないと言われています。
2.母乳、ミルクを飲む時に消毒はしない
➡母親の乳首にある皮膚常在菌や哺乳瓶の雑菌も体内に
取り入れることで、腸内細菌が増えると言われています。
3.指しゃぶりが腸内細菌を増やす
➡やはり皮膚表面の皮膚常在菌を体内に取り入れることができます
4.できる限り母乳を飲ませ、離乳食のスタートは遅く
➡母乳には免疫機能を高める効果や、腸内細菌を整える働きの成分が
含まれ、アレルギーの発生を抑えることが分かっているためです。
5.落ちたものを食べて良い
➡土の表面にいる土壌菌は私たちの腸の中にもいる菌の仲間なので、
落ちたものを食べ、腸内に土壌菌を取り入れることで腸内細菌が
増えることが分かっています。
6.泥んこ遊び、砂遊びをする
➡5と同じように、土の中の多くの菌を体内に取り込むことで
免疫が高くなるからです。
7.抗菌・殺菌グッズは使わない
➡過剰な清潔によりかえって身体を守ってくれる
皮膚常在菌が死んでしまうからです
8.風をひくくらいでちょうどいい
➡子供の頃は免疫力を鍛えている途中段階です。
適度に風邪になることで、免疫システムが発動し、
悪い細菌と戦うことで免疫力が高くなっていくからです
9.子供の肌に色々なものを付けすぎない
➡虫よけスプレーや日焼け止めなどは時と場合に応じて
必要ですが、ほどほどにしないと皮膚常在菌が死んでしまいます。
10.BCGの摂取で花粉症予防
➡BCGの予防接種の中で追加免疫を受けた子供は花粉症に
なりにくいというデータがあります。
以上、10箇条みてきましたがいかがでしたか?
もちろん、全てを実践できなくても、
少しでも、菌との共生を考えて、清潔過ぎず、
大らかに見守り免疫力を鍛えるというスタンスが大切
ということですね!!
少しでも参考になれば幸いです(^_-)-☆
それでは今日はこのへんで、、、
最後までお読み頂きありがとうございました。
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