明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
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理学療法士&ピラティスインストラクター&スポーツトレーナーの乾 亮介です
いよいよ2025年がスタートしましたね。
昨年は本当に色々な方に来ていただき、学びと感謝の一年となりました。
また、昨年は7月に法人化となり少しずつですが活動の幅も広がってきています。
リハティスプラスは2025年4月時点で 丸8年 となり、9年目に突入する年となります。
コロナ禍を経て、色々な方のお力でここまで来れたと思っていますし、リハティスプラスにお越しになる方、そしてメルマガを読んで下さっている一人一人のお力で今があると思っています。
改めてこの場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思っています。
おかげさまで今年もすでに年始開催のセミナー準備のため、なんと1日から資料作りを始め早速仕事モードの年始を迎えています。
年始開催のセミナーはこちら(少々、プロ向けです)
「肩関節周囲炎に対する筋膜アプローチ」
とはいえ、身体はゆっくり休めながら正月気分を味わいつつ、少しずつ今年の準備を進めているところです
が皆さんはどんなお正月を迎えていますでしょうか?あるいは今年はどんな抱負がありますか?
リハティスプラスとしては今年も皆さんにとって、良き一年となるよう、そのお力になれるよう活動していきたいと考えています。
リハティスプラスに直接お越しいただける方はもちろんのこと、メルマガを読んでいるだけの方にも何か少しでもプラスの情報を発信できたらと思っていますので、一人一人のペースでゆるく、無理なく、末永く、お付き合いしていただければと考えています。
実はリハティスプラスには色々なお客様がいらっしゃいます。
まずは週2回、詰めて通って一気に機能向上をしたい方!
あるいはひとまず週1回からコツコツ身体づくりを始める方!
2週に1回程度の頻度で、無理なく身体をメンテナンスしながらピラティスを楽しむ方!
月に1回程度の身体メンテナンス・ケアのために来られる方!
理由と目的は人それぞれです。
皆さま、仕事や家の用事、プライベート等々、色々な理由があります。
また中には遠方からお越し頂いている方もいらっしゃいます。
それぞれの理由がある中で最大限の効果を感じていただけるよう、今年も精進していきたいと考えていますので
どうぞよろしくお願い致します。
筋膜リリースの新常識!「皮膚を育てる」
さて、昨年はアスリートの方のサポートをさせて頂く機会が多くありました。
印象としては、たまたまサポートさせて貰った方が週2回と詰めてきてくださったこともあり、私自身の予想を超える成果を出してくださる方もいて、やはりある程度の頻度という事も大切だなと感じました。
また、中にはアスリートではなく、80歳代の方も週2回詰めて来られた方がいらっしゃったのですがやはり変化・効果を早くに実感していただけたので、時間の許せる方は最初の期間だけでも詰めて通っていただくこともやはり大事かなと感じています。
とはいえ、先程も書いたように、それぞれの立場や環境が違うと思いますし、実際に予約枠が上手く押さえられるかどうかという問題もあります。
その点は無理なく、可能な範囲でお願いできればと思っています。
さて、少し話が逸れましたが本題に入りたいと思います。
実は、今述べた方達に共通していることの中には通う頻度が短いだけではありません。
実は、それ以外に大切な共通点があります。
それが皆さんもれなく「フロスバンド」を使用したということです。
ここで言う「フロスバンド」とは即ち、「膜・筋膜」にアプローチをしたという事なんですね。。。
実は昨年末にも僕自身、この「膜・筋膜」の講習会に参加してアップデートしてきたのですが、これからのトレーニング、ピラティスは「膜・筋膜」なしでは語れなくなってきているなと考えています。
特にリハティスプラスは「メディカルピラティス」を大切にしていますので、ただただエクササイズだけをするピラティスに終始しないように日々研鑽を積んでいます。
時にはエクササイズを沢山することも大切であることは否定しないのですが、私たちの身体の動きや機能というのは本当に精密に作られており、コントロールも精密に行うべきだと日々感じています。
それは病院で理学療法士として勤務していた時以上に最近は感じており、その一つが本日の本題である「皮膚を育てる」ということにつながってきています。
私は関節が痛いのに「なんで皮膚?」
私は身体を鍛えたいのに「なんで皮膚?」
私はピラティスで歪みを整えて姿勢を良くしたいのに「なんで皮膚?」
そう思われる方も多いかもしれませんが、実は関節の痛みも身体を鍛えるのも、歪みを整えて、姿勢を変えていくのもこの「皮膚」の状態というのはとても影響しています。
「皮膚」の下には「真皮」があり、その下には「皮下組織」として「脂肪層」や「浅筋膜層」があります。
そして特に「浅筋膜層」の状態は皮膚によく現れています。
私たちがほぐしたいと思っている「筋肉」はさらにその奥なのですが、最近の「膜・筋膜」の研究においては「筋肉」に至るまでの「浅筋膜層」の状態がとても重要であると言われています。
実際、リハティスプラスにおいても「膜・筋膜」アプローチを導入しすでに3年以上が経過しており、特に昨年はより表層の「皮膚」「皮下組織」「脂肪層」「浅筋膜層」に対するアプローチをするようになって、多くのお客様に喜んで頂いている実感が増えてきています。
この「浅筋膜層」のアプローチで得られるメリットとしては
・リンパ循環の改善
・自律神経の調整
・疲労や痛み物質の除去
・皮膚・関節可動域の改善
・筋出力の向上
・運動感覚の向上
などが挙げられれます。
リハティスプラスにはアスリートも来られますが、実は普段あまり運動をしない方も来られます。
そんな方々でも、無理なく安全に身体を動かしていくためにもこの「浅筋膜層」のアプローチは重要な位置付けになっています。
特にピラティスだけをするよりも、この「膜・筋膜」アプローチを追加することでより体感が増しているようで、それはまた下の体験者さんの声を読んでいただけたらと思っています。
一見聞くとさっぱり分からないかもしれませんが、僕の中でも確実に実践と経験が積み上がってきていますので多くの方に「浅筋膜層」へのアプローチの効果を実感していただけると自負しています。
そしてリハティスプラスはこの「皮膚」や「膜・筋膜」という組織学・構造的なアプローチによる深さの調整もしていますが、そこからより全身へ動きを統合させるためのピラティスやトレーニング、運動療法も大切にしています。
ただただ、痛いところをマッサージ、ほぐすだけではなく、より本質的な身体の状態、構造(組織)、動きを向上させるために色々なアプローチを取り入れて動きの本質を変えていけるようにサポートさせて頂いています。
そして帰る時には必ず「軽い!スッキリ!!」「笑顔!!」になって頂けるよう最高のサービスを約束します。
ということで次回は「皮膚を育てる」ことの脳科学的な事を少し紹介できればと思っていますので楽しみにしていてください。
それでは今年もどうぞよろしくお願い致します。