クラニオセイクラルセラピーとは

おはようございます。

 
河内長野市の予防医学サロン&ピラティススタジオ 代表の乾 亮介です。

 

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今日は、リハティスプラスの看板コースの一つ、クラニオセイクラルについて解説します。

 

 

クラニオセイクラルとは?

クラニオセイクラルは、オステオパシーの創始者であるDr.アンドリュー・テイラー・スティルの直弟子だったウイリアム・ガナー・サザーランドによって開発されました。

クラニオセイクラルは、当初、施術者が外力を加えることによって頭蓋仙骨系の関節の動きを改善し症状を和らげるという、バイオメカニクス(生体工学)アプローチに重点がおかれていたのですが、近年、より穏やかで繊細なタッチを用いてクライアント自身の自然治癒力の働きを促すバイオダイナミクスというアプローチも開発されています。

 

実際僕の行うクラニオセイクラルもかなり繊細なタッチを用いています。

 

クラニオセイクラルの歴史

クラニオセイクラル・セラピーの歴史は、1900年代初頭に、 当時オステオパシーを学んでいたサザランドが、解体された頭蓋骨の縫合を観察して、側頭骨と魚のえらとの類似性に着目し、頭蓋骨と呼吸が関係しているのではないかという仮説を立てたところから始まりました。

 

その後自分自身や家族への実験や調査を繰り返し、癒合して固まっている頭蓋骨には呼吸に似た僅かな動きがあること、頭蓋骨の呼吸の様な動きは体液と関連が有ることを仮説として打ちたて、それに基づいて臨床を重ねた。

 

その後、サザランドの弟子であるDr.ローリン ベッカー(1910‐1996) らによって更に研究が重ねられ、70~80年代にはDr.アプレジャーらのミシガン州立大学における研究によって実際に頭蓋骨が一定のリズムを持って動いていることが証明されています。(Wikipediaより引用)

 

 

頭皮マッサージとは異なる、頭蓋骨刺激

ということで、クラニオセイクラルは非常にソフトなタッチで頭蓋骨に触れながら身体のこわばりを緩め脳脊髄液や体液全般の循環を促し、自然治癒力を増進させていく手技療法です。別名を「頭蓋骨調整」なんて言われています。

 

脳脊髄液とは?

脳脊髄液とは、頭蓋内では脳室内とくも膜下腔に、脊柱管内では脊髄くも膜下腔に存在し、お互いに交通している水様透明な液体のこと。

脳内の栄養の補給、老廃物排出の役割も担っています。

 

脳科学辞典(脳脊髄液について)

https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E8%84%B3%E8%84%8A%E9%AB%84%E6%B6%B2

 

 

尚、頭蓋骨は知っている方も多いかもしれませんが、縫合線という名の割れ目があります。

赤ちゃんの時はくっついていないんですね。

それが成人したら、一見くっついているように見えるのですが、、、、、

 

実は、この縫合線を境に動いていると言われています。というか本当に動いています^^(アトラス解剖 アプリより)

 

これは、ごくわずかだけ、隙間を作った画像(アトラス解剖 アプリより)

これがバラバラに分解した画像(アトラス解剖 アプリより)

 

実は、このように頭蓋骨は微妙に動いていて、その動きによって、先ほどの脳脊髄液を循環させていると言われています。

ただ、この動きが滞ることで、脳脊髄液の循環が不良となり、自律神経系を中心に様々な症状を起こすと言われています。

 

なので、、、クラニオセイクラルにより、

 

頭蓋骨の僅かな動きを改善 ⇒ 脳脊髄液の循環改善 ⇒ 不調の改善

 

ということが起こります。

 

 特にこの手技によって脳神経を深く休ませ、リラックスすることでストレスを軽減させることができます。

 

また、自律神経を整え、免疫力やホルモンバランスの改善、自然治癒力の働きが活性化すると言われています。

 

 

また、リハティスプラスのクラニオセイクラル整体では、その効果を最大限に引き出すために、全身の骨格調整や、内臓の循環改善の施術も合わせて行っています。

 

 

どんな効果があるのか?

 

・目がスッキリする

・頭痛の軽減

・睡眠の改善

・ストレスの軽減

・不定愁訴の軽減

・顔がスッキリする

 

等々に効果があると言われています。

 

以下の適応と禁忌を今一度確認頂き、ご予約頂ければと思います!

 

【適応】

眼精疲労

不眠

疲労感

自律神経の乱れ

慢性頭痛

精神的および感情的ストレス

生理不順

ホルモンバランスの乱れ

等々、その他病院などで原因不明といわれたさまざまな症状など

 

【禁忌】

・頭蓋内出血及びその既往がある方

・過去に開頭術などを経験されている方

・頭蓋内動脈瘤:漏れや破裂の可能性がある

・延髄ヘルニア

等々、頭蓋内の血管病変のある方は禁忌とさせていただきます。

 

 

ということで、少し本格的にクラニオセイクラルについて解説させ頂きました。また、関連記事も以下のように書いていますので良かったら参考にしてください。

 

クラニオとピラティスの併用について

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血流障害にご用心

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クラニオ施術による好転反応

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クラニオセイクラル整体

 

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