肩甲骨は動くだけではダメ?

「肩甲骨をよく動かそう」という事は誰しも耳にしたことがあると思います。

 

肩凝りや、肩の不調の際、多くの方が肩甲骨をグルグル回したことを経験したことがあると思います。

 

よく、お客様でも肩凝りや、五十肩などの肩の不調がある方ほど、「肩甲骨はよく動かすようにしているんです」って言われるんですね。

 

でも、実は肩甲骨は動けばいいというものではりません。

 

ということで、今日は「肩甲骨の動きと安定についての記事です(^^)/

 

 

大阪府河内長野市にある予防医学に特化した整体サロン&ピラティススタジオ

リハティスプラス代表 心と身体の温活セラピスト&ピラティスインストラクターの 乾亮介です。

 

 

肩甲骨の動きと安定について

 

この記事では肩甲骨について書いていきたいと思います。

 

当然、肩甲骨だけを究めていても健康にはなれないんですが、、、、。

 

ただ、食事にはいつも気を使っているけども、いざという時の肩の痛みに対処できない・・・・ということも生活をしているとありますよね。

 

ということで、今日は実際に来られているお客様のエピソードを踏まえて解説していきたいと思います。

 

 

実は、最近よく来て下さるお客様で、僕よりも食事については凄い知識を持っておられる方がいます。

 

また、自分で味噌作りなどもされて実践もされていて、僕も教えて欲しいなと思うような方なんですね。

 

でも、昨日はその方が先日、「急に肩が痛くなった!!」とお越しになりました。

 

 

病院に行こうか迷った挙句、どうせ病院にいっても痛み止めとシップを貰うだけだからといって、わざわざリハティスプラスを選んできてくれました。

 

急に寒くもなってきたというのもあるし、他にも姿勢の影響とかもあったのですが、結論的には肩甲骨の動きと安定が良くなかったんですね。

 

 

実はこの「肩甲骨の動きと安定」は、僕が普段ピラティスを提供するときに、特に注意していることなんですね。

 

特に「安定」というのが大切です。

 

この記事を読んでいる多くの肩が「肩甲骨を動かそう」というのは聞いたことがあると思います。

 

もちろんこれも大切なんですが、実はそれと同等に大切なのが「肩甲骨の安定」なんですね。

 

 

 

まあ、なかなか文章だけで説明するのは難しいんですが、、、、

 

よく、五十肩や肩こりがある人なんかが、「肩甲骨はよく動かすようにしているんです」って言われるんですね。

 

でも、肩甲骨をグリグリ動かしているだけでは、良くならない場合ってあるんです。

 

後は、肘や手首の痛みも、肩甲骨の安定性がないために痛みが起こっている場合があります。

 

 

実際に、先日も他の人ですが、肘の痛みで通っておられる方が、ようやく肩甲骨が安定してきたと共に、肘の痛みが軽減してきている方がいらっしゃるのですが、、、、やはり肩甲骨の安定って、腕の動きにとても重要なんです

 

また、肩こりの原因も肩甲骨の不安定が原因となっている場合ってあるんですね

 

なのに、肩甲骨をただ動かすだけ、、、、

 

肩凝りの筋肉をただほぐすだけ、、、、、

 

これでは、結局、根本解決にはならないと思っています。

 

 

なので、結論的に言うと、肩甲骨を安定させるための筋力強化が最終的には必要と思っています。

 

特に肩甲骨は鎖骨としか骨結合(関節)がなく、殆どを安定性を筋肉のコントロールに依存しています。

 

 

可動性がある分、安定性を犠牲にしている骨なんですね。

 

 

なので、適切に筋肉コントロールをしないと安定性が取れないのです

 

 

簡単に言うと、肩甲骨には、表面、裏面、そして上面、内側、外側、下面、いずれの方向にも筋肉が付いています。

 

これらの筋肉のバランスを整えていかないと、なかなか安定が難しいんですね。

 

 

特に、「安定」いっても、腕を使わないわけにはいかないので、動きの中で、安定する必要があるんです。

 

 

これを専門用語的には「動的安定性(どうてきあんていせい)」というのですが、これが必須なんです。

 

わやりやすく言えば、人って歩きながら、動きながら安定を保って活動しているという生き物ですよね。

 

「安定」っといっても決して止まっているわけではなく、フラフラと歩くわけでもありません。

 

 

常に、安定しながら歩いているわけです。

 

 

これが即ち、動的安定性なんですが、そのためにも筋肉の適切なコントロールが必須な訳です。

(やっぱり骨と内臓だけではダメですもんね)

 

 

ということで、長々となりましたが、「じゃあ、どうすればいいの?」ということが、この記事を読んでいる方も一番気になるとろですよね?

 

 

正直、細かい詳細部分については色々と個別性があり文章だけでは説明するのがとても難しいのがこの肩甲骨の安定性。

 

 

特に肩甲骨には先ほど述べたように、表面、裏面、そして上面、内側、外側、下面、といずれの方向にも筋肉がついています。

 

この、いずれかの筋肉が強く、弱いかは人によって異なるからです。

 

なので、これだけすれば、、、、ということは安易には言えないのですが、、、比較的多く、あえて言うのであれば、肩甲骨の外側の筋肉。

 

「前鋸筋(ぜんきょきん)」という筋肉ですね。

 

これが上手く使えなくて、不安定になっている人が多いです。

 

 

で、この筋肉を使うのはどうするかというと、、、、

 

 

 

前ならえの姿勢で、腕を前に突き出します。

 

その位置から、さらに指先を前方に突き出すようにして、腕と肩甲骨を前方に出す動きをするときに使う筋肉なんですね。

 

 

こうすることによって、より前鋸筋を使うことができます。

 

 

ただ、これだけでは実はダメなんです。

 

 

 

実は前鋸筋は肩甲骨から肋骨につく筋肉なんですが、この肋骨自体の位置が良くないと、前鋸筋も上手く使えないんですね。

 

では、どうすれば肋骨の位置が良くなるのか?

 

というと、色々ありますが、これも結論的に言うと、いい呼吸と腹筋の働きが重要になります!!

 

 

なので、ピラティスでは最初に必ず呼吸(ブリージング)というのをして、肋骨を柔らかくほぐし、そして、腹筋の強化をするんですね。

 

そうして、初めて、肋骨部分である胸郭が安定し、結果的に肩甲骨が安定するようになってきます。

 

なので、僕のピラティスでは肩の痛みのあるお客様も、肘の痛みのあるお客様も、同じように、呼吸や腹筋をしっかりして頂きました。

 

ということで、普段、僕のピラティスを受けて下さっている方には、「そういうことか!!」と理解された方もいらっしゃるかもしれませんが、「訳が分からん」という方もおられたと思います。

 

 

すいません、文章だから限界がありますよね(^-^;

 

ただ、万一、肩こりや手首、肘の痛みで悩んでいる・・・・・

 

という方がおられたら、それはひょっとしたら肩甲骨の安定性を高める必要があるかもしれません。

 

肩甲骨の周囲筋をほぐしたり、緩めたりすることもいいかもしれませんが、是非、この前鋸筋を鍛えて、安定性を高めることを意識されてはと思います!!

 

ということで、今日はこのくらいにしたいと思います!!

 

 

 

 

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