太ももが痩せないのは何故?

ここ最近、たまたま足が痩せないのは何故?

 

という質問を頂く機会があり、僕なりに考えていることを解剖学的・運動学的に解説しようと思い、記事にしてみました。

 

少し分かりにくいかもしれませんが、実はお尻の引き締めとも関連しているので、その辺りについても触れて書いてみました。

 

是非、気になる方は読んでみて下さい(^_-)-☆

 

 

 

大阪府河内長野市にある予防医学に特化した整体サロン&ピラティススタジオリハティスプラス代表 心と身体の温活セラピスト&ピラティスインストラクターの乾亮介です

 

医学的な難しい話も、できる限り、多くの方に解り易く伝えたいと思っています。

 

 

 

太ももが瘦せないのはある筋力が弱いから?

 

病院時代の臨床経験や、最近では整体サロンやピラティスをされているお客様からもよく質問を受ける内容に・・・・

 

「太ももが張って足がだるい」

「太ももやふくらはぎ(足)が痩せない」

 

といった質問を受けることがあります。

 

これについて僕なりに理学療法士の視点から解剖学・運動学的な視点で少し解説しようと思い、この記事を書かせて頂きました。

 

 

まず、大きく考えて理由は2つ。

 

1.下肢の循環が悪い(血流やリンパの流れが悪い)

2.筋肉の付き方の影響(体幹・下肢筋力のバランスが悪い)

 

この2つについて解説したいと思います。

 

 

 

1.下肢の循環が悪い

これについては、女性であればあえて説明するまでもなく知っているかもしれませんね。

 

いわゆる浮腫みという部分ですね。

 

下肢の循環が悪くなることになって、重力の影響で下肢に血流やリンパ液が溜まるという状態です。

 

特に下肢の体液は筋肉運動によって循環させる必要があるのですが、運動不足によよって第二の心臓と言われる下腿三頭筋の収縮が不良になることで、下肢の静脈ポンプ作用が低下し、心臓に体液を戻せなくなり、むくんでしまうという現象ですね。

 

もちろん、こういう場合はリンパドレナージュや圧迫包帯(弾性ストッキング)などを用いて、予防・軽減させる方法がありますが、根本的には運動による下腿三頭筋の筋収縮が大切です。

 

そしてもっと言えば、その下腿三頭筋が効率的に動かせるようになるための関節可動域と筋力の両方が必要になるんですね。

 

でも、果たして下腿三頭筋だけが効率的に動かせれば下肢は痩せたり、むくみ予防になるのでしょうか?

 

僕的には実は次の要因も大切ではないかと考えています。

 

 

 

 

2.筋肉の付き方の影響(体幹・下肢筋力のバランスが悪い)

この上の図が実はこの記事で一番お伝えしたかったことなんです。

 

特に太ももが瘦せられないという方は、1の下腿三頭筋のポンプだけでは不十分なんですね。

 

この図にあるように、青線で囲った筋肉である大腿四頭筋(大腿直筋、内側・外側広筋)が張ってしまうという方が、この「太ももが瘦せれない」とよく言われるのですが、、、実はこれは瘦せれないというのではなくて、この筋肉を過剰に働かせてしまうことにより、筋肉が過剰についてしまっているという状況が考えられます。

 

だから瘦せれないんですね。

 

そもそも筋肉による太さだから痩せる、痩せれないという問題ではないんですね。

 

そしてあえて言うのであれば、それは筋肉の使い方であり、歩き方そのものに原因があったりします。

 

そして結論から言うと、この赤線で示した筋肉の筋力が低下していることが圧倒的に多いなという印象を持っています。

 

さらに言うと、腹筋群の低下も連動していることが多いです。

 

特に、大殿筋や中殿筋、ハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)などは骨盤についている筋肉なんですが、そもそもこの骨盤が安定していないと、これらの筋肉は上手く働くことができないんですね。

 

そこで、下記の図にあるように、腹横筋や外腹斜筋・内腹斜筋の腹筋群の固定が必要になるんですね。

この図で示す腹横筋や外腹斜筋・内腹斜筋の腹筋群は肋骨と骨盤についているのが分かると思います。

 

つまり、腰部・骨盤帯を安定させる筋肉なんですね。

 

これらの筋力によって骨盤が安定することではじめて先ほどの大殿筋・中殿筋・ハムストリングスが効率的に収縮することができるんです。

 

そして、この筋力が上手く働くようになると、思わず、太くて大きくなってしまう、大腿四頭筋はあまり頑張らなくてよくなるので、結果的に太くならずにすむんですね。

 

つまり、太ももが太くなるのは、腹筋群や殿筋群など他の筋力が弱いために、代償的に過剰に大腿四頭筋などの筋肉が働いているからだと考えられるんですね。

 

ということは、リンパドレナージとかで一時的に細くなったようにみえても、腹筋群や殿筋群などを鍛えていかない限りまたすぐに戻ってしまうということが考えられます。

 

 

逆に、少し時間はかかるかもしれませんが、腹筋群、殿筋群などを鍛えて歩き方を変えていくことで、下腿三頭筋もさらに効率的に収縮できるようになり、下肢筋のバランスそのものが整い、太ももだけが太くなったように見えなくなるかもなんですね。

(もちろん、スポーツや仕事の業種によっては中腰姿勢などによって、やむおえず、太ももの筋力を使う環境であれば一概には言えませんが・・・)

 

 

 

 

なので、なかなか足が痩せられない、太ももが細くならないという場合は、是非、これらの下肢筋力のバランスを考える必要があります。

 

そしてこれらの筋力のバランスをとるのには実はピラティスというのは最適なんですね。

 

 

ハリウッド女優を初め、日本人でも女優さんやモデルさんに愛好家が多いのは、ただ、インナーマッスルを鍛えるというだけではなくて、バランスが取れて、美しく、しなやかな身体になっていけることがこのピラティスの魅力でもある訳なんです(^^)/

 

ということで、少し難しい話だったかもしれませんが、今回のように解剖学的・運動学的に太ももが痩せない原因について考えてみました。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

どうも最後までお読み頂きありがとうございました(^_-)-☆

 

 

 

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